【～筋委縮症完治へ～40代父の未来へ】

11月4日 12日目

今朝、布団の中でここに来る前の足の状態を思い出した。そろそろ杖が欲しいな、と感じていた。車イスになるのもそう遠くないだろうな、と感じていた。なのに、今はゆっくりながらも毎日走れている。しっかり歩けるようになった。感謝でいっぱいになる。

治療の後、先生から

『大分軽くなってる。』

と言われ嬉しくなった。

運動の時、少しスピードを上げて走ってみるが、途中でスネとフクラハギが痛くなった。

部屋に戻る時も、足に力を入れるのが恐い。

焦ってはいけないと思い直す。焦るのも欲心だ。いい経験になった。

11月3日 11日目

１０時から１２時は自由時間。

今日は洗濯した後、少しジョギングしてみた。

少し前までは足取りが心もとなく転びそうで怖かったが、大分しっかりしてきている。

スネやフクラハギが少しずつ使えるようになっている。太ももにも大分力が入るようになってきた。

筋肉が固くもり上がる。ここに来る直前は太ももの筋肉がだらんとして、あまり固くもり上がらなくなっていた。気付いたらそうなっていた。

『アレ？自分の太ももってこんなだったっけ？』

と、思ったのがウソみたいな回復の早さだ。

治療後、頭がメチャメチャスッキリしている。

先生から『頭からスゴイのが出ていったで。喜びが全くない奴や。』と言われる。

『あんたも恐い顔しとったらアカン。笑顔、笑顔！』とも。

11月2日 10日目

今日で１０日目。

ここに来て今まで全く知らなかったことを学んでいる。

子供の頃、『隠れて悪さをしても神様はちゃんと見てるよ。』などと大人が言うのをよく聞いた。本当にそうだとは思わなかった。

更に悪い心に同調して浮遊霊に取り憑かれるなどとは思ってもみなかった。でも、今は信じられる。自分の体が日に日に良くなってるからだ。

今、自分が苦しんでいるのも、すべてこれまでの自分の行い、心のあり方が招いたこと。

思い当たることが多々ある。後悔の念でいっぱいになる。

大神さまに謝ることで病気の治りは早くなるという。治るならなんでもやっていく。

11月1日 9日目

ここでは日に２回、教会でお祈りする時間がある。お祈りすると魔が出やすくなるとのこと。

また病気を治すのは先生ではなく、先生の中に降りられている大神さまとのこと。

その大神さまに魔を出す光をいただけるようお祈りするということらしい。

夕食後、先生のお話を皆で聞く時間がある。

色々なことを話してくださるが、今日はお祈りの大切さについてだった。

真剣にお祈りすると病気も早く治るとのこと。

お祈りも一所懸命やっていこうと思う。

10月31日 8日目

廊下で治療の順番を待っていると、胸の真ん中あたりが痛くなってきた。締め付けられるような感じだ。痛みを抱えたまま治療室に入る。

今日は座った状態で治療とのこと。

先生に胸の痛みのことを話すと

『魔が出されるのを怖がってやっている。』

とのこと。

今日の治療では、胸と口のところを各々前後から両手で挟むように手を当てている。

特に口のところはかなり長い間そうされていた。

治療が終わると胸の痛みはすっかりなくなっている。だけでなく、全身がとても軽くなっているのを感じ、また心がとても落ち着いた状態になっている。気分爽快だった。

いつもありがとうございます。